コブの中身は?ツバのニオイが強烈なワケとは?フタコブラクダのさまざまな謎に迫る!【会えなくなるかもしれない生き物図鑑】

東京ウォーカー(全国版)

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生まれてすぐ起立することが、赤ちゃんには一番大事

――同園ではこれまで41年にわたりフタコブラクダを飼育する中で、何度も繁殖に成功している。フタコブラクダの育児はどのようなものだろうか。

フタコブラクダの赤ちゃん。つぶらな瞳が愛くるしい


ほかの草食動物と変わりませんが、一番重要なのが生まれてからすぐに起立すること。出産直後は体が濡れているので、母親が体をなめて乾かしたり、刺激を与えて子供を立ち上がらせます。立ち上がらせた後は子供も乳を飲みたいので、自力で母親の乳房を探しますがその際、親が足を開いたり、顔で子供をつついたりして誘導し、授乳させます。

生まれて間もない赤ちゃん


当然ですが、親が自分の子どもを育てるのが最も良い形なので、なるべく自然に自分の子供と認識させるため、飼育員は立ち上がらせる時の手助けや授乳時の導きなど、サポートを少々行う程度にとどめています。

おかあさんといっしょに。子供のころはまだコブが小さ目だ


ただ、メスのカカオは初産の時、産んだ仔のココアを自分の子とは認識しているものの、授乳させるのが嫌だったのか、子供を近づけても反抗したり、離れたりしたため手こずりました。なので、ココアに関しては人工乳を作り、私たちが人工哺育をすることに。

それでもなるべく母子を一緒にいさせたいので、母親をエサでおびき寄せて、その間は仔を近くにいさせて授乳させるようにしていましたね。このカカオとココアは例外でしたが、カラとハリやラブなどは、自然に授乳に成功しているので、比較的スムーズに育児ができました。

母子のふれあい


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