福岡を旅するなら水郷・柳川!「気持ちよすぎる…」川下りでユラユラ…温泉×グルメで満足感MAX!!【九州の日帰り温泉vol.14】
東京ウォーカー(全国版)
リーズナブルに楽しめる地域密着型温泉「柳川温泉 南風」
「柳川温泉 南風」は、柳川総合保健福祉センター「水の郷」内にあり、手頃な料金が魅力の温泉施設である。広々とした内湯と露天風呂を備え、地元の人々にも親しまれている。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩高温泉で、透明ながらやや黄色がかった湯が特徴。とろみのある肌触りで、体の芯から温まる。
話を聞いた温泉スタッフによると「お湯の色は透明に見えますが、かすかに黄色がかっているのがわかりますか?湯につかるとトロっとした肌触りのお湯で気持ちいいんですよ」と教えてくれた。また、男湯に「とんかじょん」、女湯に「ごんしゃん」と名前がついており、その意味を聞くと「柳川の方言なんですよ。 “とんかじょん”はお坊ちゃん、 “ごんしゃん”はお嬢ちゃんいう意味です」とネーミングの由来を説明してくれた。
そしてこの施設で驚くべきは、貸切風呂の料金である。1室50分520円という安価なのだ。それについては「別に施設入場料がおひとり様ずつ必要にはなります」とのことだが、それでも貸切風呂としては格安だ。ちなみに「施設入場料=大浴場入浴料」なので、貸切風呂利用者は大浴場にも入浴することができる。貸切風呂は石タイルの内湯の「あしかび」と木の内湯の「てまりこ」の2つがそろう。「館内はバリアフリーのユニバーサルデザインを採用しているので、どなたでも利用しやすいと思います」と温泉スタッフ。さらに「さきほどお話しした貸切風呂も、障がい者、要介護者の介助入浴でしたら本人および介助者ひとりまでの入場料は無料となります」と教えてくれた。誰もが利用しやすい施設であることが、地元の人たちから愛され続ける理由なのだろう。
【柳川温泉 南風】
住所:福岡県柳川市上宮永町6番地3 柳川総合保健福祉センター「水の郷」内
電話番号:0944-75-6205
〈大浴場〉
■施設入場料:中学生以上410円、65歳以上360円、4歳~小学生200円、3歳以下無料
■営業時間:10時~20時30分(最終受付20時)
■休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)※GW、年末年始は要問い合わせ
■大浴場の数:内湯男1女1、露天男1女1
■泉質名:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩高温泉(低張性弱アルカリ高温泉)
■湯の特徴・効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、きりきず、やけど、慢性皮膚病、疲労回復など
〈貸切風呂〉※予約制
■利用料:1室50分520円(別途施設入場料が必要)
■営業時間:10時~20時30分
■貸切風呂の種類:貸切内湯2
観光の合間に立ち寄れる無料温泉「からたち文人の足湯」
「からたち文人の足湯」は、お堀沿いに位置する無料の足湯スポットで、観光途中に気軽に立ち寄ることができる立地のよさも魅力。水郷・柳川の風を感じながら、足元をじんわり温めることができる。湯の泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。最大70人が同時に利用できる広さを誇る。
ここでまた観光課の山田さんに登場してもらい、話を聞いてみた。からたち文人の足湯はお堀沿いにあり、好立地だが、足湯につかりながらお堀を眺めたり、川下りの舟を目にすることはできるのだろうか?山田さんいわく、「足湯からはもちろんお堀を眺めながら入浴ができますよ。川下りについては、目の前のお堀は川下りコースではありませんので、足湯の位置からお客様を乗せた川下りの舟は見ることはできません」と話す。一方で「しかし、上流から下ってきた舟をまとめて上流へ運ぶ作業の様子など、普段なかなか見ることができない舟の移動の様子を見ることができます」と貴重な裏情報を教えてくれた。
また最大70人も同時に利用できる足湯について「足湯内には仕切り板を設けているのがわかりますか?あの仕切り版によって高温、中温、低温の3段階に分けているんです」と説明。「高温部分は約40度、中温部分は約38度、低温部分は約36度と約2度ずつ低下しております」と温度設定の違いまで教えてくれた。
最後に利用時の注意点を尋ねると、「現地ではタオルの販売は行っていないので、タオルはご持参をお願いいたします。あと、ごみの持ち帰りにもご協力ください」とのことだった。
【からたち文人の足湯】
住所:福岡県柳川市弥四郎町9
問い合わせ電話番号:0944-77-8563
〈足湯〉
■入浴料無料
■営業時間:11時~15時
■定休日:なし(天候による休止あり)
■泉質名:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
名物グルメやその土地ならではの体験がそろう柳川市。うなぎに舌鼓を打ち、川下りでゆったりと掘割を巡り、最後に温泉で体を癒やすという過ごし方は、柳川ならではの贅沢であろう。観光課の山田さんは「柳川市は江戸時代に城下町として発展した歴史を持ち、現在も水郷としての街並みを保っています。伝統的な祭り、行事、食文化、水辺の暮らしなどを体験することできる観光地です」と柳川の魅力について熱く語ってくれた。観光とグルメ、そして温泉が一体となった柳川の旅。四季折々の風情とともに、その奥深い魅力を体感してみてはいかがだろうか。
取材・文=大庭かおり
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